業務用エアコンのトラブルに備える！交換時期の見極め方

皆さんこんにちは。

板橋区を拠点に空調機のメンテナンスやクリーニング、配管やダクトの工事など空調全般の工事を手掛けている日本空調メンテナンスです。

夏にエアコンは欠かせない存在ですが、突然不調になったり壊れたりすると大変ですよね。特に業務用の空調は家庭用よりも使用時間が長いため、さらに注意が必要です。

業務用エアコンが故障してしまうと、仕事にも大きな支障が出てしまいます。急なトラブルの対応で困らないためにも、壊れる前のメンテナンスが大切です。

そこで今回は、業務用空調のメンテナンスや交換のタイミングについてご紹介します。

■使用年数で修理・交換を見極める

エアコンが故障した場合は、修理をするか、交換した方がよいかで悩まれるのではないでしょうか。修理か交換かの判断は、使用年数を考慮すると良いでしょう。

使い始めてからまだあまり年数が経っていない場合は、修理する方が良いでしょう。しかし、使用年数が長い場合は、簡単に修理できるケースでも買い替えを検討した方が良い場合もあります。

その理由は、1カ所で不具合が起きたということから、その他の部品も摩耗や劣化が進んでいると考えられ、修理をしてもまた別の部分が壊れる可能性が高いからです。また、古い機種よりも新しい機種の方が機能や省エネ性能が進化しているので、新機種へのよい交換タイミングとも考えられます。

■業務用エアコンの使用年数による対応のポイント

業務用エアコンの場合、使用年数によって修理か交換かを検討するポイントがあります。

・保証期間

メーカー保証期間は部品によって1年から5年となっています。保証期間内の不具合であれば、施工業者やメーカーに連絡をして、すぐに修理対応してもらいましょう。

・減価償却期間やリース期間

業務用であれば、減価償却やリースの期間を考慮しましょう。ビルトインやダクト形のエアコンの法定耐用年数は13年または15年となっています。その他、建築後に設置するタイプの法定耐用年数は6年です。減価償却期間やリース更新のタイミングも考えたうえで、入れ替えを検討すると良いでしょう。

・機種が古い・生産終了している

エアコンは最新の機種が毎年発売されており、古いものは生産終了となっているケースもあります。メーカーでは、生産終了から補修部品の保有期間が決められており、業務用エアコンの部品は製造打ち切り後９年間となっています。すでに生産終了になっている場合や古い機種をお使いの際は、修理よりも買い替えがよいでしょう。

■故障かも⁉自分でできるチェック方法

故障だと思っても、自分でチェックすることで改善できる場合もあります。修理の依頼や交換を検討する前に、まずはエアコンの故障状況を確認してみましょう。