暖房をかけると部屋が乾燥するのはなぜ？おすすめの乾燥対策を紹介
気が付けば今年も10月に入り、だんだん気温が下がってきました。今後はオフィスや店舗でも、暖房を使う機会が増えていくでしょう。しかし、暖房は部屋を乾燥させてしまうため、苦手な方も多いと思われます。居心地のいい空間を作るためには、暖房時の乾燥対策が欠かせません。ここでは暖房が乾燥を招く理由や、どこでもできる乾燥対策をご紹介します。
■改めて、暖房はどうして乾燥するの？
そもそも、なぜ暖房をかけると部屋が乾燥してしまうのでしょうか？ 「乾燥しているということは、空気中の水分が減っているのでは？」と考える方もいるかもしれませんが、そうではありません。暖房によって室温が上昇し、湿度（相対湿度）が下がってしまうことが乾燥の原因です。
空気は温度が高くなればなるほど「飽和水蒸気量」が上昇し、より多くの水分を含むことができるようになります。そのため暖房をかけると、部屋の空気が含むことのできる水分量は多くなるのですが、空気中の水分自体は増えません。その結果、部屋の湿度が低下して乾燥を引き起こしてしまうのです。気温の低い冬場は空気に含まれている水分が少ないため、暖房をかけた時の乾燥の度合いもより大きくなります。
乾燥した空間は肌がカサカサ、目がチリチリ、喉がカラカラになってしまい、居心地がよくありません。また、エアコンの近くの席では温風が直接体に当たり、肌・唇・髪などが乾燥してしまうこともあります。このような環境では仕事の能率が落ち、お客様も長居したくないでしょう。新型コロナなどの感染症のリスクも高まるため、早めの対策が必要です。
■乾燥させないためにできること
暖房をかけた時の乾燥を防ぐためには、空気中の水分量を増やす必要があります。ご家庭では洗濯物を部屋干しするなどして手軽に対策できるのですが、オフィスや店舗だとなかなか難しいでしょう。
こういった場所での乾燥対策として最も効果的なのは、やはり「加湿器」です。オフィスであれば、デスク用の小さなものを個人で置いても効果はあります。ただし、小さなものを1つ置くだけでは周りの乾燥までは防げないので、会社として部屋の広さに合わせた加湿器を設置するのが望ましいでしょう。
設置場所はできれば部屋の中央、レイアウト的に難しい場合はエアコンの吸入口（部屋の空気を取り込む部分）の近くに置くのがベストです。こうすれば、水蒸気をたっぷり含んだ空気がエアコンに吸い込まれ、エアコンを通じて部屋全体に広がります。
また、観葉植物を部屋に置くと、葉っぱの表面から水蒸気を放出してくれるので（蒸散）、加湿効果が期待できます。ただ、冬場は気温が低く植物の活動が鈍ってしまうので、暖かい季節ほどの効果は得られないかもしれません。なるべく寒さに強く、葉っぱの表面積が大きい植物を選びましょう。
もしこういった方法での湿度の調整が難しい場合は、温度センサーが付いた業務用エアコンを使うという方法もあります。エリアごとに温度を感知し、体感温度に合わせた温度調節を自動で行なってくれるので、暖房のかけ過ぎを防げるのです。買い替え時にはぜひご検討ください。
■乾燥を防ぐためには換気も大事
ここまでご紹介した対策をすれば、部屋を温めつつ乾燥も防ぐことができますが、それと同じくらい大切なのが「換気」です。一度乾燥しきった空気を入れ換えれば、ある程度湿度が復活します。新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染対策としても有効です。
寒い冬はどうしても部屋を締め切ってしまいがちで、乾燥以前に空気が悪くなっていることが少なくありません。多床室温が下がっても一定時間ごとに換気をすることが、あらゆる空気トラブルを防ぐための基本です。いろいろな対策を組み合わせて、暖かく湿度も保たれた快適な空間を作りましょう。
東京都板橋区に拠点を置く日本空調メンテナンスは、業務用エアコンのメンテナンスや修理、設置の専門業者です。温度センサー付きや加湿機能付きなど、さまざまな機能の付いた最新型業務エアコンも取り扱っております。暖房時の乾燥にお悩みの方や、より高性能なエアコンへの交換をご検討中の方は、日本空調メンテナンスまでお気軽にご相談ください。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
空調機のメンテナンス・保守・清掃・整備・修理なら日本空調メンテナンス株式会社にお任せください！
新規ご契約のお客様はご請求金額から20%OFFさせていただきます！
※『ホームページを見た』とお伝えください。
現場調査とお見積りは無料です。機器分解や作業が発生する場合は有料となる場合があります。
お気軽に電話かメールでお問い合わせください。
機器の写真画像や図面等をご用意していただけると見積提出がスムーズに進みます。
住所：〒173-0037 東京都板橋区小茂根3-7-8
電話お問い合わせ：03-5926-9780 平日（月曜日～金曜日）9:00～17:00 （担当者：笹木）
メールお問い合わせ：お問い合わせフォーム
【業務内容】
■空調機メンテナンス
・ベアリング（軸受）交換・ファン・シャフト交換・プーリー交換・ベルト交換・キャンバス交換・保温材交換
・空調機塗装・ドレンパン塗装・空調機洗浄・ファン洗浄・ドレンパン洗浄・モーター交換・ダンパー整備
・加湿装置整備・エアコン洗浄・室外機洗浄・金網清掃・給排気口清掃・冷却塔清掃
■給排気ファンメンテナンス
・給排気ファン洗浄・厨房排気ファン清掃・ベアリング（軸受）交換・ファン・シャフト交換・プーリー交換
・ベルト交換・キャンバス交換・モーター交換・ラインファン更新工事・厨房排気設備清掃
■配管メンテナンス
・蒸気配管交換・冷温水配管交換・ドレン配管交換・ドレンホッパー交換
・バルブ交換・配管保温材交換・ウォーターベスト弁交換
■ダクトメンテナンス
・空調ダクト清掃・厨房ダクト清掃
■フィルターメンテナンス
・フィルター清掃・フィルター洗浄・フィルターろ材交換・中性能フィルター交換
ホームページはこちら⇒ http://n-k-m.co.jp/
施工実績はこちら⇒https://www.n-k-m.co.jp/gallery/
＜日本空調メンテナンスでは求人募集中です＞
リクルートサイトはこちら⇒https://nkm-recruit.jp/
ご応募お待ちしております！
