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快適な室温調整のポイントは「体感温度」と「湿度」! 除加湿をしっかり行いましょう

 

皆さんこんにちは。

板橋区を拠点に空調機のメンテナンスやクリーニング、配管やダクトの施工など空調全般の工事を手掛けている日本空調メンテナンスです。

 

皆さんはエアコンを使っていて、「適温に設定しているはずなのに、何だか暑く・寒く感じる」「いつも同じ温度設定なのに、時期によって効き目が違う気がする」などといった経験はありませんか? これらは気のせいではなく、「湿度」の影響で「体感温度」が変わっているからなのです。ここでは、快適な室温を保つための加湿の重要性について解説します。

 

 

 

■夏と冬で違う湿度と体感温度

 

 

前提条件として環境省は、快適な室温の目安を夏は28℃・冬は20℃としています。しかしこれは、エアコンの設定温度を28℃や20℃にすればいいという意味ではありません。あくまでも「実際の室温」がこの温度であればいいということです。猛暑や厳冬では、もう少し設定温度を上げたり下げたりしないと、外気温に負けて適温に届かないことがよくあります。

 

では、室温28℃や20℃を保ってさえいれば必ず快適なのか……というと、そういうわけでもありません。快適な空気環境を作る上で重要なのは体感温度、つまり「そこにいる人が実際どの程度の温度に感じるか」だからです。そして体感温度には、湿度(相対湿度)が大きく関係しています。

 

体感温度は湿度が高くなるほど上がり、低くなるほど下がる性質があります。たとえば、室温28℃で湿度が40%だと、体感温度は28℃です。ところが、湿度が倍の80%になると、体感温度は32℃にまで上昇してしまいます(他の条件が同じである場合)。湿度の影響がどれだけ大きいかおわかりいただけるでしょう。

 

そして、日本の夏はジメジメしている一方、冬はとても乾燥しています。そのため、夏は室温以上に暑く感じやすく、冬は室温より寒く感じやすいのです。たとえ室温が同じでも、夏と冬の体感温度はまったく違ったものになります。

 

 

 

■加湿が必要なのは冬だけではありません

 

 

過ごしやすい空間を作るためには、温度だけでなく湿度もコントロールし、快適な体感温度を保つことが大切です。基本的に、夏は除湿を行って湿度を下げ、冬は加湿によって湿度を高めるといいでしょう。最近のエアコンは加湿ができるものも増えており、加湿器を別に用意しなくても適切な湿度を保ちやすくなっています。

 

ただし、湿度のコントロールが必要なのは夏や冬だけではありません。特に加湿は、ほぼ1年中必要とされています。なぜなら、空気が乾燥している状態では、さまざまなトラブルが発生するからです。

 

たとえば、冬場に皮膚がピリピリしたり、髪がパサついたりして困ったことのある方は多いでしょう。これは、空気が乾燥していると、体の水分がどんどん失われていくからです。花粉やハウスダストが舞いやすくなるのでアレルギー体質の方は大変ですし、喉や鼻の粘膜が乾燥して感染症にもかかりやすくなります。新型コロナウイルスが流行している現状では、特に大きな問題です。

 

では、湿度はどのくらいが適切なのでしょうか? 一般的に、湿度が40%以下になるとウイルスが活発化します。一方、60%を超えると、今度はカビやダニが繁殖しやすくなってしまいます。したがって、40%~60%程度の、高すぎず低すぎない湿度を保つのがベストです。

 

なお、実は夏場でも加湿が必要になる状況は珍しくありません。エアコンをかけていると空気がどんどん乾燥していくため、室内の湿度が40%を切ってしまうことも多いからです。季節に関係なく除加湿を使い分け、適切な湿度を保つのが望ましいでしょう。

 

 

 

■冷房の季節の前に加湿装置もメンテナンスを

 

 

春~夏の季節は、特に空調の温度設定が難しい時期です。本当の意味で快適な空気環境を作りたい場合は、空調設備のメンテナンスをしっかりと行い、湿度も含めて確実にコントロールする必要があります。空調機器の加湿装置のメンテナンスは、最低でも年に1回は必要なので、暑い季節を迎える前に点検をしておきましょう。

 

東京都板橋区に拠点を置く日本空調メンテナンスは、空調設備のメンテナンスや修繕を請け負っております。機械部分だけでなく、空気をつなぐ配管やダクトの工事、メンテナンスも一括で自社施工できるのが強みです。加湿装置のメンテナンス実績も豊富で、緊急のトラブルや故障にも対応しております。空調設備に関するお困り事や疑問がある時は、お気軽にお問い合わせください。

 

日本空調メンテナンスの加湿装置メンテナンス事例>>>

https://www.n-k-m.co.jp/gallery_posttype/2643/

 

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