【冬の時期に必見】オフィスビル・商業施設等で用いられる加湿機能をご紹介!
謹賀新年
皆様のご健康とご繁栄を心からお祈り申し上げます。
東京都板橋区を中心に空調機のメンテナンスやクリーニング、配管やダクトの工事など空調全般の工事を手掛けている日本空調メンテナンス株式会社です。
さて、いよいよ本格的な寒さになってまいりましたが、お身体に変わりはございませんでしょうか。
日本海側など一部地域を除いて、日本の冬は基本的に低温低湿です。
特に関東地方含む太平洋側はその地形から乾燥しやすく、冬の晴れた日中では、湿度が10%近くまで低下する場合もあります。
今回は冬のオフィス環境の低湿度対策において欠かせない、業務用空調機「エアハンドリングユニット」について、ご紹介します。
■事務所衛生基準規則
快適な室温・湿度の感じ方には個人差がありますが、一般的な目安としては室温約25度前後、湿度約40%前後です。
オフィス、商業ビル、病院や工場など延べ床面積3,000㎡以上(学校の場合は8,000㎡以上)の建築物を特定建築物と呼び、該当する場合、労働安全衛生法の規定に基づき、事務所衛生基準規則において、室温・湿度を一定に維持することが義務付けられています。
- 室温 18度以上、28度以下 (令和4年4月1日に変更)
- 湿度 40%以上、70%以下
■業務用空調機 エアハンドリングユニット(AHU)の加湿方式
特定建築物で用いられる加湿機能のひとつにエアハンドリングユニットがあります。
エアハンドリングの加湿方式は基本的に①水加湿、②温水加湿、③蒸気加湿に分類されます。
① 水加湿器
水を噴霧(スプレー)することで加湿する方法で、次の3方式あります。
- 水直接噴霧方式:空調機内から加湿ノズルで直接スプレーするタイプ(最も一般的な加湿方式)
- 水循環噴霧方式:水貯蓄層から水を吸い上げ噴霧するタイプ
- 超音波方式 :小型水槽に入って水を超音波にとって霧化して加湿するタイプ
② 温水加湿器
水の代わりに約80℃の温水を噴霧(スプレー)することで加湿する方法です。
水加湿器よりも温度が高く、蒸発しやすいことから加湿効率が高くなる利点があります。
- 温水循環噴霧方式:空調機内から加湿ノズルで温水を直接スプレーするタイプ
- 蓄熱層温水利用方式:蓄熱層に貯留する空調用温水を噴霧するタイプ
③ 蒸気加湿器
蒸気(水蒸気)を噴射することで加湿する方法です。
気体化された水を利用するため、加湿効率が高く、温度制御も用意という利点があります。
- 蒸気噴射方式:ボイラー発生させた蒸気を噴射するタイプ
- パン型加湿器:パン(小型の皿型容器)に電熱器を入れ、発生させた蒸気を噴射するタイプ
■まとめ
上記に紹介したいずれの加湿方式も、水(または水蒸気)を噴霧するため、加湿ノズル・水槽・ボイラー等の清掃や水の入れ替えを怠ると、加湿水・水蒸気に細菌が繁殖し、室内空調を汚染することになります。
加えて、湿度が低いとインフルエンザなどのウィルスも活性化・蔓延化しやすくなります。
週1回程度の水の入れ替えと清掃が理想です。(最低でも月1回程度の清掃を目安にしてください。)
また、蒸気加湿器の場合は、ボイラーや電熱器の事故や寿命の短命に繋がるため、メーカーが推奨する頻度で点検・清掃を実施することを推奨します。
日本空調メンテナンスでは、いずれの加湿方式においてもメンテナンス対応を承っております。
導入されている加湿器に不具合が見受けられる、長年清掃・点検を怠っている等、あてはまる場合はお気軽にご相談ください。
・メンテナンスを全て自社の職人で施工します
日本空調メンテナンスでは、メンテナンスのすべての工程を自社の職人のみで行っています。具体的には、業務用空調機や給排気ファン、配管やダクト、フィルターなど幅広いメンテナンスや工事が可能です。
清掃は清掃屋、配管は配管屋、ダクトはダクト屋といったように個別依頼をすると大きなコストや手間がかかってしまいます。ワンストップで対応できる業者を選べば負担がかからず安心です。
・有資格者が施工・管理を行うことで高い施工品質を提供します
当社に空調メンテナンスをご依頼いただいた場合には、必要な資格を持った作業責任者が作業にお伺いします。
高いスキルをもつプロによる施工は多くのお客様にご満足いただいております。法令に基づいた材料選定や施工が行えるのも安心できるポイントです。
・厳重なチェック体制で少しのミスも許しません
複数人でのチェック体制を徹底しているのも当社の特徴です。多人数で重ねて確認を行い、さらにお客様にもご確認いただくため、ミスや漏れを防ぐことができます。
日本空調メンテナンス株式会社では空調機のトータルプランナーとして、東京都を中心にオフィスビルや商業施設、宿泊施設、学校などの空調機のメンテナンスや清掃、整備、工事などを手掛けてまいりました。有資格者による確かな技術と高品質なサービスをご提供させていただきます。豊富な実績は、お客様との信頼の証です。空調機(加湿機能含む)のメンテナンスや配管、ダクトの工事のことなら日本空調メンテナンス株式会社までお気軽にお問合せください。
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